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とあるWebディレクターのブログ

ガジェット通信の「mixi足跡」記事にみる記者とジャーナリスト、ブロガーの違い

ども、なんちゃってブロガーの園野です。 昨日、「ガジェット通信」の『mixiからの回答――「足あと機能存続問題と1万7千の実名署名』という記事について、はてぶコメントで「記者への回答がテンプレでなんか悪いのかしら?思い上がってるのでは...。」と書かせて頂きました。 今朝、中の方からTwitterで返信もらったりしたのですが、やっぱり「なんかなぁ」と思ったので、思いのたけを(ブロガーwなんでwww)。 まず、この『mixiからの回答――「足あと機能存続問題と1万7千の実名署名』という記事について、もやっとした事の理由は以下の文章につきます。

典型的な「テンプレ回答」

この回答内容は、繰り返し一般的なユーザーから寄せられる典型的な要望や質問に対して使われる杓子定規な回答、いわゆる「テンプレ回答」だと言っていいだろう。テンプレ回答自体はウェブサービスをやっているところであればどの会社でも使っているだろう、よくある話だ。しかし、それを「1万7千の署名」付きの要望に対して使ってもいいものだろうか。

まず疑問なのは、
  1. 「テンプレ回答」は悪いのか?
  2. 仮に悪いとした場合、それを悪いと思うのはだれか?
という点です。 これが以下のような文章(失礼ながら赤字加筆)であったなら、僕は何の違和感もなく受け入れたと思います。

典型的な「テンプレ回答」に失望の声

この回答内容は、繰り返し一般的なユーザーから寄せられる典型的な要望や質問に対して使われる杓子定規な回答、いわゆる「テンプレ回答」だと言っていいだろう。テンプレ回答自体はウェブサービスをやっているところであればどの会社でも使っているだろう、よくある話だ。しかし、それを「1万7千の署名」付きの要望に対して使ってもいいものだろうか。実際、ユーザーにも失望と疑問の声があがっている。

要は、「テンプレ回答」に対して疑問を持ってるのが、記者なのかユーザーなのかという点です。 最初の僕のはてぶコメントに対して、中の方から「メディアを通して欲しいと言ったのは先方で、本来ユーザーさんと直接対話すべきだと思うんですよね。」というお話をTwitter経由でうかがいました。その姿勢と行動力は本当に素晴らしい、ステキなことだと思います。 ただ、「メディアを通す」という流れの中で求められているのはいわゆる「記者」、企業とユーザーをつなぐ「媒介」の役割だと思うのです。 そこで、「記者とはなんぞや?」という点が気になったので、ちょっと「記者とジャーナリスト・ブロガーの違い」を調べてみました。 以下、2つのエントリーから引用します。 FPN-ブロガーと、記者やライターの違いは、会話で例えれば分かりやすいと思う
これが記者や職業ライターになると、状況は大きく違います。 いわゆるマスメディアで文章を書くというのは、会話というよりは一方通行の情報提供が前提です。 あえて会話のアナロジーで例えるなら、講演とか講義とかのイメージでしょうか。 ある程度のフィードバックは期待しているかもしれませんが、基本は情報発信者から受け取る側へ、情報を知っている人から知らない人への一方通行。
もう一つ。 ライターとジャーナリストの違い
私はこう思っています。ライターというのは文章を書くスペシャリストであり、要求された文章を書くことを第一目的としており、自分の意見(ジャーナリズム)を言うのは二の次だということです。
僕が感じた妙な違和感というのは、mixiとしては「メディアを通して」という流れの中で、いわゆる企業の意見を噛み砕いてユーザーに伝えてくれる「記者」を期待しているが、結果として主観的なジャーナリスティックな文章になってしまっているという、ミスマッチから来ているのではないでしょうか。 後述の元CNET Japanの鳴海さんがおっしゃってましたが、Techwaveがやっているように記事とは別に、「蛇足:オレはこう思う」という形ならいいんですが、記事中に主観や意見を入れてしまうと、何が事実やら、書き手は当事者なのか第三者なのか、中立なのか、どれが事実でどれが主観なのか、全くよう分からんという、とほほで残念な感じになってしまうような気がします。 最後に、超スペシャルゲスト的!に記者の方から貴重なご意見を頂戴できたので、紹介させていただきます。 ※お二方のコメントについては、所属されている企業・団体とは無関係に、園野が個人的なご意見を頂戴したものです。 鳴海 淳義さん はてぶコメントより:
記者への返答としては普通だと思うけど
Twitterからのご意見:
同じですね。「率直な感想を」「簡潔に教えてください」って質問して、その通りに返ってきてるので、何が問題なの?と。
津田 啓夢さん
普通の対応で、書き方がずるい。ディスるならテンプレしか引き出せない記者の能力を問うべき。「その回答、文章にすると冷たくなるよ」と伝えると違う答えがあったかもっすね。プロ市民とかって市民活動に注文つける方がネットの市民活動記事をどう受け取られるのか気になります
みなさんはどうお考えになりますか?