hachimitu blog

とあるWebディレクターのブログ

はてながアメブロにならなくてよい理由

なんか色々意見出ているみたいですが。 F's Garage:はてなダイアリーにとっての成長とは? はてなが成長路線に乗るためには、アメブロとかとは別の戦略が必要 - orangestarの日記 「はてなダイアリー」が「アメブロ」に勝てない理由 - 琥珀色の戯言 ちょっと、はてなの収益源についてはこんなエントリ書いたので、 続き的なものとして。 はてなの広告収入の大半は求人系なんではないか | hachimitu blog まず、はてなダイアリーとアメブロの話。 今インターネット広告に関わっている人なら知ってると思いますが、現在のはてなの媒体価値として一番大きいものは 「ユーザー属性として若いエンジニアの数が多い」 という一点に尽きると思います。 というか、はてなの媒体資料に書いてあります。 2008年7-9月版「広告商品のご案内」
男性が約6割を占め、知的好奇心が高くアクティブな20歳~49歳の都市圏在住者が主なユーザー層で す。CGMサービスではトップクラスのUU数を誇るはてなは、主に都市圏の第一線で活躍するITリテラシ ーの高いユーザーをターゲットとした訴求・コミュニケーションができる媒体です。
知人の某就職サイトで「エンジニア派遣」を担当している人に聞いたんですが、「はてなの広告枠は喉から手がでる欲しい」らしく(競争激しいので、なかなか空かないらしいですが)。ターゲットとしてはばっちりなんで、きっとコンバージョンも良いのでしょう。特に、転職系の広告はユーザー層が若い方が魅力的です。(年齢高くなるにつれて、転職あんましないから) その点でも、はてなの媒体価値というのは、現在の数あるインターネットメディアのなかでも非常に希有なものです。求人系の広告主にとっては。 なので、現状だけでいうなら、はてなとアメブロ(というかアメーバ?)の媒体は、広告媒体としては、まったく異質なものなんですね。それは大衆紙と専門誌のように。 まぁ、上記触れられているエントリーの内容としては「はてなが大衆紙になれるのか?」という話なので、ちょっと筋からして違うのですが、「そもそも専門誌が大衆紙を目指すべきか」という話はあると思います。それで失うものもあるはずなので。 全方位型のメディアを目指せば、UUは増えるかもしれませんが、媒体のセグメント性を失う可能性もあり、結果的に市場価値を失うかもしれません。 また、UUの多さ&全方位(つまりはリーチですね)を売り物にすると、Yahoo!やらmixiやら、今回のアメブロやら、化け物メディアと戦うことになります。 そこで媒体としての競争力を得るのは至難の業です。 はてながより収益性を重視するなら、成長というよりは現在のセグメントされた媒体力をいかに維持できるかが肝だと思います。 そのためには、主要ユーザーであるITリテラシーの高い人たちが集まってくるような、彼らに受けるサービスを作り続けること。その線なのではないでしょうか。 ※あくまで個人的な意見なので、はてながどうなりたいかは置いておいて。