hachimitu blog

とあるWebディレクターのブログ

噂のミクシィの規約が、Yahoo!JAPAN の規約にそっくりらしい件

噂のミクシィの規約。 surveymlで、萩原さん@ネットレイティングスの指摘。
今回の新規約はなぜか、Yahoo!JAPAN のユーザー作成・発信コンテンツに関する 規約にソックリなのです。
以下比較。 Yahoo!JAPANの規約
Yahoo! JAPANには掲示板など、ユーザーのみなさまが送信(発信)したコンテンツを不特定多数のユーザーがアクセスできるサービスがあります。このような不特定多数のユーザーがアクセスできるサービスに対してユーザーがコンテンツを送信(発信)した場合、ユーザーはYahoo! JAPANに対して、当該コンテンツを日本の国内外で無償で非独占的に使用する(複製、公開、送信、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案を含む)権利を許諾(サブライセンス権を含む)したものとみなします。また、ユーザーは著作者人格権を行使しないものとします。
ミクシィの新利用規約
1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
うーん確かに似てるっちゃ、似てるし、間違いなくミクシィの利用規約を最初に起こした人は、Yahoo!JAPANの規約は参考にしてると思います。 ただ、サービスの規約つくるのって、難しいんですよね。 企業にちゃんとした法務がいれば任すこともできるんでしょうが、小さい企業ならそもそもそんな部門すらないし。また、法務がいたところで、サービスの特徴やビジネスモデルまで理解するのは難しいので、結局担当ディレクターとかが、類似サービスの規約を見ながら(かいつまみながら)自力で草稿起こして、問題のある部分だけ、法務やら顧問弁護士がチェックというのが通例かもしれません。 萩原さんも言っているように、問題があるのはむしろ「似てない部分」の方。
重要なのは上記Yahoo!JAPAN の規約は、掲示板やブログなど > 不特定多数のユーザーがアクセスできるサービスに対してユーザーが > コンテンツを送信(発信)した場合、 に限定している点です。
そもそも、「クローズドコミュニティ」がコンセプトで、さらに「友人や家族のみ」が閲覧する設定にもできるミクシィが、そんな前提すっとばして、
日記等の情報を投稿する場合には
なんてアバウトなくくりしちゃってるのが問題ですなぁ。 加えて、ちょっと騒ぎになったからといって、 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0803/04/news086.html http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/03/04/18668.html
1)投稿された日記等の情報が、当社のサーバーに格納する際、データ形式や容量が改変されること、2)アクセス数が多い日記等の情報については、データを複製して複数のサーバーに格納すること、3)日記等の情報が他のユーザーによって閲覧される場合、当社のサーバーから国内外に存在するmixiユーザー(閲覧者)に向けて送信されること
ユーザーに無断で行うと法に抵触しかねないデータの複製や改変について、規約で改めて規定した、と意図を説明した。
なんて、すごい「後付け設定」をかましてるのもなぁ。ならなんで、
複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと
と、「複製、改変」だけなじゃく、「上映、頒布、翻訳」が入っているのさ。 広告モデルだけじゃ今後苦しいし、ビジネスモデルに、「ユーザーコンテンツのライセンス管理」を入れるのは良いと思うんだけど、もうちょっと慎重にやって欲しかったなぁ。 規約に、ビジネス上の思惑が出過ぎだもの。 もっと上手くごまかせれば良かったのに。