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とあるWebディレクターのブログ

Yahoo!&Overtureのインタレストマッチ開始

Yahoo!×Overtureの威信をかけた、「興味関心連動型広告」インタレストマッチが開始されたようです。
インタレストマッチ™は、ヤフー株式会社とオーバーチュア株式会社の技術とノウハウを集結した、新世代の広告配信サービスです。特定のテーマに興味をもつユーザーに効果的にリーチすることができるだけでなく、検索連動型広告では捉えきれない潜在ニーズをターゲットとした広告展開を可能とした国内はじめての「興味関心連動型広告」です。
今日気づいた限り、Yahoo!ニュースの下部などに入っています。 ヤフー、興味関心に連動する広告「インタレストマッチ」を今秋提供
インタレストマッチはコンテンツマッチの後継商品で、現行のコンテンツマッチは順次インタレストマッチに切り替えていく。
Yahoo!兼Overtureの井上社長直々に出てきているあたり、また主力商品のコンテンツマッチの後継とうたっている点からも、力の入れ具合が分かります。 「スポンサードサーチ」に比べて比較的単価の低い「コンテンツマッチ」をよりセグメントできるようにして、単価を上げていきたいのがYahoo!&Overtureの狙いなのでしょう。
インタレストマッチについては、かなりネット広告業界からも期待されているようです。今年度下半期の一番の話題という人もいるほど。 ヤフー&オーバーチュアが力を入れる新広告システム「インタレストマッチ」は何がスゴいのか
本家のスポンサードサーチを飲み込んでしまうかもしれないポテンシャルをもつ新サービスのインタレストマッチ
インタレストマッチについては、まずYahoo!内で「毒味」をしたあと、現在Overtureを採用しているパートナーサイトにも順次広げていくとのこと。 媒体社(メディア)にとってみれば、より単価の高いネットワーク広告に参加したいのは当たり前で、特に直販で純広告がなかなか入らないご時世にあって、中小規模のメディアにとっては魅力的な商品になりそうです。
しかし、はてなの川崎さんや田中さんが指摘されているように、日本の各種アドネットワークにとって、Yahoo!JAPANの圧倒的なリーチは脅威です。 アドネットワーク広告についてキャッチアップ - 田中慎樹のダイアリー アドネットワークの月間PV比較 - kawasakiのはてなダイアリー 楽天やSo-netが先日、アドネットワーク事業への参入を表明しましたが、Yahoo!や楽天のように、市場への支配力があまりに大きいメディアの存在が、日本においてはアドネットワークのキーになりそうです。 ※まぁアメリカでも、Google Adsenceの成功は、そもそもGoogleの検索市場での支配力の大きさが要因として大きいとは思いますが。 ※なんでか、Google Adsenceはアドネットワークと区別されることが多いですね。
そういえば、先日このブログでレポートしてた、TechCrunch 50のリーダー、Jason Calacanisはアドネットワークが嫌いでした。 アドネットワークは敗者のためにある(Jason Calacanis) - kawasakiのはてなダイアリー
アドネットワークは嫌いだ。なぜなら超短期的な解決方法であって、良質な書き手にダメージを与えてしまうから。アドネットワークが配信する広告は不正直の広告主のひどい広告ばっかりだ。
カラカニスのいうことはもっともで、メディアが自立してより収益を得て行くためには、広告モデルであれば純広告がベストなのは確かです。 ただ、純広告を安定して入れてもらうのはなかなか難しいので、空き枠に自社稿入れるくらいならアドネットワークを入れたいのも、また事実です。 なのでメディアとしては、アドネットワークの市場が活性化されて、より広告単価が上がる方向に行けば、Happyなのは間違いないですが、アドネットワーク同士が市場を食い合って、逆に広告単価が下げ止まりするのは避けたいところ。 まずは、インタレストマッチが市場にどのようなインパクトを与えてくれるか、期待です。